お葬式の知識
香典の金額と相場
香典の金額は3,000円~10,000円程が一般的ですが、
年齢や故人との付き合い、関係性によって金額は異なります。
香典返しの時期
香典返しは弔事を滞りなく終えた事と御礼の気持ちを伝えるためにお悔やみ頂いた方へ贈るものです。宗教・宗派により異なりますが、おおよそ亡くなられた日から30~50日後の忌明け後に贈ります。
会葬礼状とは
会葬礼状とは葬儀に参列して頂いた方へ送る感謝の気持ちを表す礼状です。従来は葬儀が終わった後に送っていましたが、最近では香典返しなどの返礼品と一緒にお渡しすることがほとんどです。
香典辞退の場合
香典返しの手間などを軽減するために香典を辞退されている葬儀も増えてきています。その際は供花や供物を送って弔意を伝える方法がありますが、必ず事前に確認をして故人やご遺族の意向を尊重する事が大切です。
お布施とは
一般的にお布施は読経をして頂いたり戒名を授与して頂いた際に謝礼として宗教者へお渡しする金銭の事を指します。これは戒名や読経に対する対価ではなく感謝の気持ちを伝えるものになりますので、金額の目安はとくにありませんが、法事や法要の内容によってはマナー違反になる場合もありますので事前に確認しておくことをおすすめします。
葬儀に参列できない場合
葬儀や告別式に参列できない場合はお通夜に参列します。やむを得ずどれにも参列ができない場合は弔電や供花を贈ります。告別式が終わった後に訃報を知った場合は、後日ご自宅へ弔問する方法もありますが、ご迷惑にならないよう事前に確認の連絡をするなど、ご遺族への配慮を大切にしてください。
葬儀、通夜の服装
男性
喪服・略礼服を着用し、靴や靴下も黒を着用します。
ただし略礼服を着用する際は光沢のある大柄なものは避け、無地もしくはそれに近い地味なものを選びます。
女性
黒のアンサンブル、ワンピースなどの喪服を着用し、ストッキングや靴も黒を身に着けます。アクセサリーは結婚・婚約指輪、一連パールのネックレス、パールのイヤリング、オニキスなどの装飾品はつけていても問題ありません。
子供
制服があれば制服を着用し、なければ紺のブレザーやパンツ・スカートなど落ち着いた色合いの衣服を着用してください。
供花とは
供花とは「きょうか」もしくは「くげ」と読み、お葬式の際故人に供える花のことです。
亡くなられた方のご冥福を祈り生花を供える事で霊を慰めるという意味を持っています。
基本的には白菊をメインとした生花を用いていますが、最近では洋花も使われることが多くなっており、葬儀の際は親族や親戚一同と書かれ祭壇の両側に置かれているのが一般的です。
また、供花の手配については地域や宗教によっていくつかマナーもありますので、訃報を受け取った際に慌てないよう事前に把握しておくことが大切です。
供花の贈り方
供花の手配を行う前にまずは葬儀担当へ連絡し、宗教や地域の慣習、供花の辞退などがないか確認します。葬儀担当であれば宗教や地域の慣習等も把握しているので、供花の相談をすることも可能です。
また、一般的には遺族や親族、故人と親しかった方などが供花を贈る事が多いですが、故人に近いご親族の方が取りまとめているケースもありますので、周囲に一度確認してから手配する事をおすすめします。
供花の種類(宗教別)
【仏式・神式の場合】
白菊やユリ、胡蝶蘭などの白い花をメインに黄菊やカーネーション、デンファレなどの洋花も用いることがあります。また故人の好きな花を飾ることもありますが、華美になりすぎないよう調整する事が大切です。
【キリスト教式の場合】
白ユリはキリスト教を代表する花の為、基本的にはユリやカーネーションなどの洋花が用いられます。仏式や神式で多く用いられる菊はキリスト教式では用いられないので注意が必要です。また葬儀の多くは教会で行われるため、自宅から運びやすいようにバスケットに入れた生花を自宅へ贈ります。
供花の飾り方
供花の飾り方は故人に一番近い遺族もしくは親族、親しくしていた方、会社関係者など故人と生前に近しい方から順に飾っていきます。祭壇や全体のバランスを考えながら飾るので、葬儀社へ連絡し相談するか、お任せするのが一番です。
供花を送るタイミング
通夜・葬儀どちらに贈る場合でも、受けとる側に迷惑がかからないようになるべく早く手配をしておきます。通夜の場合は式が始まる2時間前までに、葬儀の場合は前日までに手配するのが望ましいですが、訃報の知らせを受けたタイミングによってはどうしても前日に用意できない場合もあるかと思います。その場合は葬儀開始の2~3時間前に届くように手配をする、もしくは葬儀を終えた後の四十九日までに自宅へ飾る祭壇用として贈る方法が好ましいです。
供花の価格相場(供花料・お花代の相場)
平均的な相場は15,000円~30,000円程となっておりますが、どのようなタイプの供花を贈るかによって違いがあります。祭壇ではなく斎場の中に飾る大きな供花は15,000円~20,000円、入り口付近に飾られている花輪は7,000円~20,000円程が相場です。あまりにも価格が大きくなってしまうとご遺族に気を遣わせてしまう恐れがありますので、故人との関係を思い返し遺族の負担にならないよう適切な価格帯の供花を選ぶことが大切です。
供花の手配方法/注文の仕方
お葬式に供える供花を手配する際は、花屋、または葬儀社に依頼することになります。
葬儀社がわからなければ葬儀場や斎場へ連絡すれば確認が可能です。
葬儀社へ手配する際はまず供花の予算・名札にどのような記載をするかを決めて喪主の名前、葬儀の日程を伝えます。供花の支払いは斎場へ参列した際に直接支払うことも可能ですが後日改めて振込みができる場合もありますので、供花の種類、金額、名札に入れる名前を伝える際に、支払い方法についても確認をしておいた方が安心です。葬儀社へ手配をせず、自分で花屋に手配することもできますが、供花の持ち込みを禁止しているところもありますので、事前に葬儀社へ確認する事が必要です。
愛華セレモニーホールでは供花の手配を承ります
愛華セレモニーホールは河内長野市で「おざわ生花店」という生花店を会員制で運営しているため、既存の葬儀会館でありがちな中間マージンが発生しません。
供花の手配をご希望の場合はお電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
また、既にアレンジした生花をインターネットからご注文頂く事も可能です。
プロの目で選んだ綺麗な生花をご提供させて頂いておりますので、よろしければご利用くださいませ。